国語
国語
社会に出て仕事をするにあたって求められる「社会人基礎力」の一つが、言葉を多様な場面で柔軟に用い、コミュニケーションをとる力です。
言葉には、多様な表現の可能性があります。しかし独りよがりな使い方では通用しない、社会的なものです。1~3年次の「国語」では、多様な場面で用いられる表現を理解し、使うための基礎基本を学びます。
授業では、自ら理解し、考え、表現する実践的な課題を多く取り入れています。随筆や評論、小説といった多様な文章の読解はもとより、「書く」「話す」ことの実践にも力を入れています。漢字能力、要約、作文などの「書く」ことの実践。スピーチ、ディベートなどの「話す」ことの実践。そうした実践的経験を積み重ね、習熟することで、読む力、聞く力、自分で考え、書いて、話して表現する力を身につけていきます。
一方、言葉には、長く用いられ蓄積されてきた歴史があります。なかでも、まとまったかたちで長く読み継がれてきたのが古典です。和歌や物語、説話、随筆、故事、史伝といったかたちで、過去に生きた人々の情感や思想に型が与えられています。それが読み継がれ、それをもとに書き継がれることで、日本の文化が形づくられてきました。1~2年次の「国語」では、古文や漢文の学習を通じて、そうした日本語の歴史を垣間見るとともに、言葉として蓄積された文化について学びます。
4年次の選択科目「言語と文化」では、3年次までに学んだことを基礎に、内容を特化して発展させた授業を行っています。
シラバス(本科1〜5年) [pdf]
シラバス(専攻科1,2年)[pdf]